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2013/05/05

木更津 『耕す』農場 グリーン・デイイベント参加記事

名称:株式会社耕す
URL:http://www.tagayasu.co.jp/index.php
イベント名:耕す Green day!
日付:2013年5月4日 10:00~15:30すぎまで
記事作成日:2013年5月5日

耕す 全景

耕す ソーラーパネル側からの眺め

A day in the Tagayasu Kisarazu farm 耕すの1日

5月4日みどりの日 耕す Green day!のイベント報告です。

アクアラインが混んでいたようで10:00開始の予定が30分程度遅れましたが無事に開催。

という事で、ここの有機農業はJAS認定を受けた本格的な有機農場だ。

畑に入る前に化学薬品の持ち込みはやめるよう注意が有った。口紅や日焼け止めも駄目との事。
有機農場の実態は殆どの日本人が知らないだろうが『耕す』は日本の中でもかなり先進的な考え方で運営している農場だと思う。
首都圏にこれだけ近い場所でこれだけ本格的な農場がある事はある意味すごい事だ。

参加80人程度?

参加80人程度?

まずは、耕すスタッフのシャツの色でチーム分け。
アカレンジャーとかキレンジャーとか、皆、竹に色テープを巻いたものでチームが決まりました。

耕すイベント開始

耕すイベント開始

チーム毎に行動の開始。まずは畑に向かいます。とりあえず遠方の方はモザイク無しで近くの方はモザイク処理してます。
まず向かったのは芋畑。東京からもかなりの方々が参加していたようです。
多摩ナンバーや大宮ナンバーの方も居ました。連休中のアクアライン横断ご苦労様でした。

皆で畑へゴー

皆で畑へゴー

女性の方々の参加が大変多く有機野菜や食の関心はやはり女性の方が高いのか、それとも女性の方がアクティブなのか議論がわかれていました。
まずは安納芋の苗を貰い、皆で植えました。この時に貰った竹でビニールの穴に苗を斜めに押しこむ感じ。皆上手に植えていましたよ。
実はここは土では無く完全な砂地でした。何故砂地と聞くと、芋や豆類は砂地の方がよく育つそうです。ここの畑は砂地で他のところは赤土だとの事で場所によって土も違うようです。

30年ほど前は牧草地で酪農をやっていてその後産廃処理をやっていたらしい。
ここはなんとなく盆地っぽい。四方が丘に囲まれていて、なにやら渋谷も昔はこんな感じだったんだろうと思った。

安奈芋

安納芋苗の植え付け

2013年5月7日午前1時27分 今日はここまで つづく…

さてその次はレタス畑。この日は一株のレタスの持ち帰りが可能。
元気に育ったレタスを皆探しています。
畑でちぎってそのまま食べる。ここの野菜は本当に美味しいです。

耕すレタス畑

耕すレタス畑

耕すのレタスは本当に美味しい。毎週土曜日に朝市をやっているので必ず買うのがレタス。

さて次のイベントは玉ねぎ畑の雑草取り。
有機農法は管理が大変だと思う。千葉に引っ越してきて思ったのがここは雑草との戦いになる。
植物の生命力は強烈に逞しい。有機農法は除草剤も使わないので人力が力になるのだろう。
本当にご苦労さんだ。

玉ねぎ畑の雑草取り

玉ねぎ畑の雑草取り

雑草取りの後は、一人大きな玉ねぎを3つ収穫。
その最も大きな玉ねぎを提出し、チーム毎に重さを勝負。一番勝ったチームがその玉ねぎを総取りゲーム。
なんかこういったイベントは久しぶりだ。

玉ねぎ競争

玉ねぎ競争

さて皆が収穫した玉ねぎの中で一番大きな玉ねぎを提出。
それをかごに入れ重さを測ります。
インチキしないように写真を撮っていますよ。
この頃から皆がだんだん仲良くなり始めます。色々なところで話の輪が出来始めます。

玉ねぎ重さ比べ

玉ねぎ重さ比べ

※※※※※※※※※※  5月5日記事 下 ※※※※※※※※※※※

多分イベントの話は耕すのブログとかで記事が出ると思うのでここでは印象的な事を話そうと思う。
イベントの話は耕すのブログを見てからネタを決める。

有機農場もそうなのだが印象的だったのは、ここのトラクターとかは殆ど食用油(天ぷら油とかの廃油を回収)を使っているという事だった。動物性の油は下にラードのようなものが溜まるので植物性の方が良いとの事。オリーブを使った賞味期限切れの食用油はそのままでエンジンが回るらしい。

下記のプラスチックのコンテナは、ホームセンターにある奴に穴を開けたものにティッシュペーパーを3cm程敷いてろ過する。夏場は二時間で20リッター冬でもまる1日で20リッター程取れるらしい。(え?こんな簡単な仕組みで大丈夫なんだと驚き)

この油を右のドラム缶に備蓄しておき何かあって燃料が無くなった時に、何台かの車が動けば近隣の助けになるだろうとそれも目的との事。

食用油をエンジンに

使用済み食用油を簡単なしくみで燃料に

ここの鶏舎の餌は3割が輸入で7割を自給しており8月からは10割になるとの事だ。下の写真ではおからを発酵させているとの事。千葉県じゅうから集めた要らないものを利用する。要らないものの代表格におからがある。おからは水分が多く腐るので産廃としても厄介なのだが発酵という手間を加えると大変良い餌になる。発酵には土着菌と竹を粉末にすると乳酸菌が沢山含まれてそれを入れると一晩で50度位になる。で、人参カスを10%餌に混ぜる。ここで作った人参ジュースのカスを産廃で捨てるのは勿体ないのでそれを餌に混ぜて利用している。うちの畑で出た有機物は大事なものなので持ってきて、鶏が分解して堆肥になったら畑に利用する。発酵させると有効な資源になるという事だ。色々と鱗話が出る。(ただ政府や市の規制はかなり厳しい。ここは農地なので音楽イベントとかは出来ないと聞いた。木更津は大企業に優しく中小事業者には厳しいのかもしれない。TTP時代は国際競争を余儀なくされる。規制のメリハリをつけないと世界とは戦えないのでは?)

おからの発酵

おからの発酵

下の写真左側の白い袋が鶏の一ヶ月分の餌

最近思うのは実際に色々な話を聞いてみて始めて理解する事が多い。
単に倉庫を見ただけじゃ何をしているのか全く分からない。上の使った食用油などは見ただけじゃ理解不能だ。
こういった事は話を聞いて初めて理解出来る。

素晴らしいのはこれらの仕組みを作り上げ、より洗練させようとする意欲を持っている事だ。
3割を輸入に頼っているものを10割を国産に。それだけ循環型の社会にする為に実践する事。
若い彼らから学ぶ事は大変大きい。

最近、同世代の普通の人々と若い人と話す機会が色々とあるのだが、年取った人々は年金貰って何もしないという人々が多く、若い人々はこれからどうやって生き抜こうかを考えている人々がいる。そのコントラストが日本の現状を表している。年配の人々はもっと若い人々に投資すべきだというのが私の考え。

私は若い人を見て嬉しくなるのは彼らにはまだ経験は無いが未来があるのを感じる事だ。是非、色々な経験の中から自分の強みを作り上げ逞しく生き抜いて欲しいと思う。その為に私は何が出来ないかを探し続けている。

鶏の餌

鶏の餌

説明を受けて最も驚いたのがこの鶏舎の話だった。耕すでは二種類の鶏を飼っている。
(もみじ・岡崎おうはん)実は全く気が付かなかったのだが、この鶏舎は臭くない。
2つの鶏は純国産で明治よりも前から日本にいる鶏。
何故国産系を選んだかと言うと、日本の気候に慣れている。できるだけ日本の気候に適した体が強くて健康な内蔵の鶏から美味しい卵が取れると考えてる。岡崎おうはんは食肉にしても美味しい。
卵を取る鶏は400日か450日位で飼って肉にするがここは600日から700日、長く産卵してもらってから硬くなった肉を販売しているとの事だ。

鳥小屋の特徴
1)匂いがしない(臭くない)
発酵した餌を食べさせているから味噌と一緒。発酵食品を食べているので腸の中で微生物が生きていてる。で、餌を発酵させた微生物と同じ微生物で地面を発酵させている。もともと有機の畑だったところを鶏舎にしている。鶏がフンをした時から発酵をはじめる。ここはびっくりするくらい臭くない。
ここは掃除も一切必要無い。ただ地面が上がってくる。保健所に怒られない程度に消毒はしますが出来るだけ発酵ですますようにしている。

2)くちばしを切らない
卵を沢山とる養鶏場は喧嘩をしないように普通は切るがうちは切らない。
くちばしを切ると固いものが食べられない。固いものが体に入るので内蔵が強くなる。内蔵が強くなると消化力が付くので内蔵が良い鶏はよい卵を生む。
喧嘩をしないようにストレスの無い環境で育てる。その為に床の状態が重要になる。砂浴びが出来たり風通しを良くし快適に過ごせるようにする。現在まで鶏同士が喧嘩して死亡した事は無い。

3)餌を輸入しない。
世界では10億人が飢餓で死んでいる。正直日本は餌を横取りしている。
僕らはそこまでして良い卵を作って販売したいとは思っていない。
地域内で捨てられるものを活用して作れないかと思いやっている。
なかなか原料を集めるのが大変で今は7割までなんとかたどり着いた。
おから、市川で鰹節が捨てられている。ピーナッツオイルを絞るとカスが出るそれらをかき集めてきて作っている。ただ集めるのに交通費が掛かるのでそれらが卵の値段になる。

臭くない鶏舎

臭くない鶏舎

実は『なび特派員』を始めてから出会う人々に面白い人が結構居る。
これは長年ネットをやってきて出会う人々とは全く異質の出会いの感じだ。
この日も、何人かの若い人と出会って話をする機会が有った。

ブラウンズカフェという千葉県いすみ市の自給自足の人々が居るところを卒業した若者と話をした。
岐阜に素晴らしいところが有ってそこで有機野菜の栽培とかを実践して生きたいという。
意欲の有る若者と話をするのは気持ちが良い。

http://www.brownsfield-jp.com/
今度行ってみよう。

また中でバイトをやっている若者は鋸南町の金谷というところで地域振興をやっているので来て欲しいとか。

何か、面白い事が起きそうな予感が色々としている。

私達は生まれた途端否応無しに経済活動に放り込まれる。
それはどう生きるかについての模索の旅だ。

若者は是非夢を見て欲しい。そしてその夢を辿り寄せて欲しいし、なにより挑戦して欲しい。
この耕すの実践は素晴らしい。
大変な事も色々とあるだろうが是非乗り越えて欲しい。

歳を重ねて思うのは、皆もっと羽を伸ばして生きろという事だ。はみ出るのを恐れるな。なんぼのもんじゃいと。
大きくなりたいなら人と違う事をやれと。
房総半島はなにやら面白い人々の宝庫っぽい。

ジョブスの言っている事は本当だ

Stay hungry Stay foolish.

そんな事を感じている。

なび特派員千葉

新城


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