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2013/04/28

雲巌禅寺・五百羅漢・霊巌洞 宮本武蔵

霊厳洞入口

霊厳洞入口

曹洞宗 雲巌禅寺(五百羅漢・霊巌洞)
【場所】熊本市西区松尾町平山589 ※熊本市側ふもとの本妙寺入口より、車で30分程
【TEL】 096-329-8854
【FAX】 096-329-8960
【時間】
4月~11月 8:00~18:00 12月~3月 8:00~17:00
※無休
【入場料】
大人 200円  子供100円

金峰山の山中にある雲巌禅寺・五百羅漢・霊巌洞をご紹介します。
昨今の歴史ブームで漫画化やドラマ化されたことも相まって、宮本武蔵をご存じの方は多いと思います。
その宮本武蔵が晩年に五輪書を書き上げた場所が霊巌洞です。
※五輪書の執筆に関しては、諸説あるようです。

霊巌洞は、金峰山の西の麓(カルデラのなかに位置することになると思います。)にある雲巌禅寺の奥ノ院にあたります。(霊巌洞については、このページの下部でレポートします。)
雲巌禅寺は、この霊巌洞に祀られている岩戸観音を本尊として今からおよそ700年前の南北朝時代に建立されたものです。

雲巌禅寺

金峰山西の麓にある雲巌禅寺

おごそかな雰囲気のなかに、歴史を感じることができます。

雲巌禅寺までは、麓の本妙寺入口側から車で3、40分ほどでたどり着くことが可能です。
この日は雲一つない快晴で、ここにたどり着くまでには新緑の中、爽快な気分でドライブを楽しむことができました。

霊厳洞へ続く道

雲巌禅寺から霊厳洞へ続く道

こちらは、雲巌禅寺の境内奥から入場料を支払い入ると現れる、霊巌洞へ続く小道。
小道と言っても、足元はゴツゴツとまではいきませんが、滑らかな凹凸が無数にある岩盤の通路です。
いかにも、向こうの方から武蔵が歩いてきそうな雰囲気ですね(^-^)

小道の途中には、この岩を削ってつくられたような急な階段が数か所あります。
一応、中央に手すりが設置されていますが、足腰にあまり自信がないような方は気を付けた方がいいかもしれません。
実際に、この日も年配の方々の集団とすれ違いましたが、一段一段、手すりにつかりながら時間を掛けて上り下りされていました。
雨の日なんかは、若い人でもかなり注意が必要な感じです。

その上り下りを繰り返すと、わりかし早目に姿を見せてくれるのが「五百羅漢」です。

五百羅漢

五百羅漢

ぱっと視界に入ってきた状態で、かなり圧倒されます。
(写真は少し奥に入ってから撮影したもの。この手前の岩盤にも無数の羅漢が設置されていました。)
よくもまあ、こんなにたくさんの石像を安置したものです。

この五百羅漢は、1779年に熊本の商人であった淵田屋儀兵の手により安置が始まったもの。
その後24年を掛けて息子の代に渡って完成させたといいますから、その二人の信心深さと根気には脱帽です(^.^)

時代的には、宮本武蔵が霊厳洞に籠った150年ほど後に完成されたものとのことですので、武蔵がこの石像を見ることはなかったということです。
それでも見方によっては、武蔵の霊を祭っているようにも見えますし、武蔵の子分のようにも見えます。
元々羅漢というのは、生前の釈迦の教えを集める作業に集まった500人の弟子をモデルにしているといるとのことですので、その意味合いは全く異なりますが。。。

五百羅漢の表情

五百羅漢の様々な表情

実際に500体あるのかは定かではありませんが、写真向かって右のように物思いに耽るもの・難しい顔をして考え込んでいるようなもの・薄ら笑いを浮かべているようなものなど、その表情は実に様々です。
ひとつひとつ眺めていっても、飽きることがありません。

厳かで神聖な雰囲気のなかにも、どこか親しみを覚えるような石像の数々です。
※首から上がないものがかなり見受けられましたが、金峰山で発生した地震の影響により落ちてしまったものとのことです。

そして、この五百羅漢を右手に更に奥に進むと現れるのが、冒頭に記載した霊巌洞です。
この霊巌洞には石体四面の岩戸観音が安置されています。
武蔵は、この岩戸観音を信仰して洞内にこもり、座禅を組んだということです。

霊厳洞内部

霊厳洞内部の巨岩と岩戸観音が祀られているところ

霊厳洞内部から

霊厳洞内部からの景色

武蔵の時代とは植林などで眺めが異なるかもしれませんが、このような場所で一人座禅を組み、五輪書を書いたのだと思うと、その心中はとても静かなものだったのではないかと思います。
この本をを書き終えた2年ほど後に亡くなっていますので、人生の終盤に自分の道・剣の道を見つめなおすのには絶好の場所だったのでしょう。
※五輪書の執筆に関しては、諸説あるようです。

雲巌禅寺から五百羅漢を通り、この霊巌洞までは歩くだけなら15分ほどでたどり着くことができる距離です。
(雲巌禅寺までは、整備されている道路沿いにある岩戸の里公園の駐車場から歩いて2,3分程。寺からの道は結構厳しいですが、距離は短いです。)
しかし、武蔵や五百羅漢が過ごした悠久の時を感じながら時間を掛けて散策すれば、日常の喧騒を忘れ、静かな心持ちで現世に帰ってくることができる、そんな場所です。

このような史跡が点在する金峰山は、熊本市の西部に位置する休火山です。
(現在では休火山というような位置づけは存在しないようですが・・・)
阿蘇山と同じく、中央に後から噴火で形成された火口群・周りに外輪を有するカルデラとなっています。

その独特のつくりからか、大きさの割には山は深いですが平地も存在し、市内中心部からも近いということで山中に居を構える住民の方も多くいらっしゃいます。
金峰山はそのような自然と史跡・居住区が一体となった興味深い場所です。

是非、みなさんもちょっとしたドライブついでに散策してみてください。
加藤清正や夏目漱石ゆかりの地も点在しますので、じっくり見て回るには丸一日では時間が足りないかもしれません(#^^#)

雲巌禅寺の五輪書

雲巌禅寺で販売されている五輪書

↓雲巌禅寺・五百羅漢・霊巌洞や金峰山一帯の施設のパンフレットなどが多数置いてあります。
金峰森の駅 みちくさ館
【住所】 熊本市西区河内町岳1192
【TEL】 096-277-2727
【時間】 4月~9月 7:00~18:00 10月~3月 8:00~17:00
【利用料】 無料
【休館日】 12/29~1/3


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