"

トップページ > なび熊本 > 今後の災害への備え:まずできることから

2016/06/08

今後の災害への備え:まずできることから

熊本地震から時間が経ち落ち着くに連れて、ちょっと大げさですが
「今後どのように生きていけばいいのか?」
答えの出ないまま悶々とした日々が続きました。

長きにわたりいろいろ調べたり考えたり悩んだりした結果
『結局充分に備えるしかない!』
そういう答えにたどり着きました。

ただ今回の被害で必要と感じた物資を一から全部揃えるには、かなりの出費と手間を覚悟しなければなりませんでした。
体に感じる余震は減ってきたと言えども、まだ完全には揺れがおさまっていないこの状態で本格的に取り掛かるには少し抵抗が。

そこで!
ひとまず身の回りにある物、安く手に入る食糧などでまとめてみました。

備え2

外箱は使っていないキャリーケースです。
内容は普段使っている水を3本、地震後に知り合いからいただいたレトルトのお米やフリーズドライのスープ、西原村へ出向いた際に購入したレトルトカレーを入れました。

そこに実家からもらったものや近所のスーパーで地震による影響で休業前にセールになっていたものなどを詰め込みました。

備え完

このサイズのケースでも結構入ります。

タグ

百円均一で買ってきた荷札に内容と賞味期限を記載。
こうすれば、わざわざ開けることなく何が入っているのかといつまでに食べなければならないかがわかります。
せっかく集めた物資が期限切れで食べられなくなるのは本末転倒ですので。

もちろん消費したものは補充予定です。

実は地震後2週間ほどでボチボチ備えや対策は始めていたのですが、なんとなくまだ実感のわかないまま
「とりあえず目についた物を・・・」
という感じで集めていたので、あまり進んでいなかったのです。

5.9備蓄

その中でも食器棚の滑り止めや突っ張り棒は割りと早めに設置はました。
これらはディスカウントストアーで比較的安く手に入りますし、作業もそう難しくありません。

つっぱり棒

熊本地震の際には小さいものですが和室の棚が倒れて破損しましたので、これだけでも随分と安心感が増しました。

ただやはり、4月14日・16日と同じような災害が再び自分の町を襲った時、備えはより充分にしておかないととても大変な状況になります。
なるべく自分で揃えれておけるものは揃えておきたいしその必要もあります。

ガス不通4.19

まだ都市ガスが止まっている状態の時、どうしても火を通して食べておかないといけないものがあったので、カセットコンロを地面に置いて調理したことも今となっては良い経験です。

4.23車中泊

被災後1週間程度はヒビの入った自宅で眠るのが怖くて、駐車場の車で寝ていました。
(とても散らかっていますが、当時の状況を残したくてそのまま撮影した写真です)

幸いにも睡眠がとれたのは後部座席がフラットになるタイプの車でしたので、心配されていたエコノミー症候群にはならずに済みました。
(下の写真は避難所の駐車場の車に挟んであった注意喚起)

20160420_140048_HDR

ですので、これからは「とりあえず」の備えからは外れますが、普段どういった形状の車に乗っているかということも重要になってくるかと思います。

そしてやはり一番大切なのは、自分や家族はどのような土地に、どのような建物に住んでいるのかを知ることです。

20160422_184432

特派員が被災時に住んでいた物件は築年数が古く、旧来の建築基準法の元に建てられた建物とあってか応急危険度判定では黄色の『要注意』になりました。
向かいの建物は、バリバリの『赤:危険判定』。

20160430_151752

後の専門家の調査により、やや近い場所を未知の断層が通っていたというようなニュースも目にしました。
各階と各部屋の間に豆腐を切るように、縦横大きなヒビが入った特派員の自宅の状況も今では納得がいきます。(部屋の中にもヒビが。それでも要注意判定)

幸運にも特派員は、備えはほとんどなくそのような土地建物に住んでいたにも関わらず無傷で助かりましたが、以前誰かが言っていた『地震の揺れ自体で亡くなる方はいないんだ』という言葉は、全くもって真実だということを思い知らされました。

これから、この熊本地震をきっかけに、より地盤の調査や建物の耐震化などが進むことが考えられます。

個人で行えばとても費用のかかることですが、これが今後日本のどこで起こるかわからない地震災害への最たる備えではないでしょうか。
(加えてその結果に基づく移転の必要性も頭に入れておかないといけません。ちなみに特派員の実家は地震保険に加入していたため、落下した瓦の修理や耐震化に一役買っているとのこと)

4.20移動手段

これに火山や津波・原発の心配が加われば、どこへどのようなルート・手段で避難するのか事前に調べて家族と打ち合わせておくことなどの備えが必要になってくることかと思います。
※どの場所でも被災の可能性がありますが、とりあえず被害のない場所への避難は有効です。可能な方や子供のいる方にはおすすめです。

結局、災害大国日本に住んでいる私たちにとって唯一、少しでも安心して暮らしていく為にできることはこの様々な『備え』だということに、今回の熊本地震では気付かされた次第です。
※考えたくはありませんが、常に最悪のケースを想定しての備え。楽観は不要です。

もちろん今の特派員のなんちゃって備えでは全く不十分ですので、これからに本格的に取り組んで行きたいと考えています。(↓備えその2)

備えその2

全国にはこれまで起こったいくつかの大きな地震により、大変な不安を抱えて生活していらっしゃる方も多いと聞きます。

早ければ早いほうが安全なのは言うまでもありませんが、大掛かりな備えにはまだ取り掛かれないという皆さんも「充分な備え」へ向けた『とりあえずできる備え』から始めらてみてはいかがでしょうか。

不安定な心もそれなりに落ち着きますよ(^^)

【災害時の備えに必要な項目】
〈すぐに始められる備え〉
■少なくとも3日分の食糧と水の蓄え
(すぐに取り出せる玄関などに置く)
■食器やカセットコンロ、トイレットペーパーなどの衛生用品
(すぐに取り出せる玄関などに置く)
■ヘルメットや寝具、洋服
(すぐに取り出せる玄関や車などに置く)
■一般的な防災グッズ
(すぐに取り出せる玄関や車などに置く)
■スマホ・携帯
(連絡手段・情報収集ツールとして必須。常に要充電)
■貴重品をまとめておく
■バイクや自転車
(地震後は車通行不可の道多し。渋滞も回避可だが長距離移動には不適)
■ガソリンをこまめに補充
■ボランティア保険への加入
(すぐに救援側にまわることができます。各市町村の社会福祉協議会にて簡単に加入可能。安価でその年の年度末まで有効です)
■普段から健康を心がける!
(避難生活に耐えられるように)

〈本格的な備え〉
■キャンプ道具一式
(車に積む)
■車中泊に適した車の用意
■住んでいる場所の地盤、建物の調査
(古い建物、瓦屋根・タイル張り・大きなガラス使用の建物、ピロティ式の建物、柱の少ない大きなホール様の建物※主に大型店舗に使用、盛土や埋め立ての造成地、以前川だった土地、などは今回の熊本地震で大きな被害が見られました)
■地震保険への加入(戸建て住宅)

以上

なび特派員 熊本


トップページ > なび熊本 > 今後の災害への備え:まずできることから
スポンサード リンク

コメントを行う

*

特派員の印象評価です。応援したい皆さんもどうぞ

スポンサード リンク

ネットフロイドプロモーション いつかきっと

人気の事業者さん記事 調整中!

ネットフロイド グーグル+オフィシャル フォローしよう

スポンサード リンク

最新の情報

三六窯さん 熊本地震から復活!

※文中に6月22日付けで追記が有ります。 平成28年4月16日の熊本地震本...

続きを読む »


熊本城 熊本県の観光地 名所・旧跡

熊本地震から半年が過ぎましたが、現在でも城内は立ち入りが禁止されている区間が存在...

続きを読む »


H28年 熊本地震各地の被害状況(コメント追加)

今後復旧に関する記事は以下のサイトに追記していく予定です。 【地震】H28年 ...

続きを読む »


高野病院 森都病院他 大江建設情報

以前の記事が1万文字を超えてしまいましたので、新しく作成しました。 これまでの...

続きを読む »


Windows10 Anniversary Update について

【平成28年10月12日追記】 『Windows10 Anniversary ...

続きを読む »