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2014/03/25

人吉・球磨地域散策 列車と川と田園の町

≪熊本県人吉・球磨地域概要≫
1市(人吉市)4町(錦町あさぎり町多良木町湯前町)5村(水上村相良村五木村山江村球磨村)※人吉球磨広域行政組合圏域
【面積】1536.56平方キロメートル(うち山林82%)
【人口】人吉市36.499人 球磨郡61266人(平成19年10月1日時点※熊本県HPより)
【主な産業】観光業/農業/酒業/木工業
【熊本市からの交通手段】
九州自動車道熊本インター~人吉インター 80.8km(NEXCO西日本HPより)
高速バス 九州産交運行「ひとよし号」
(西武車庫発熊本交通センター・人吉インター・人吉駅経由多良木行き)
熊本交通センター⇒人吉駅前 片道¥2,170※平成26年4月1日より運賃改定あり
熊本交通センター⇒多良木 片道¥2,500※平成26年4月1日より運賃改定あり
※運行ルート・各駅時刻・所要時間・運賃等詳細については、九州産交HPにてご確認下さい。
JR九州
九州横断特急(人吉⇔熊本⇔別府)くまがわ(熊本⇔人吉) SL人吉(熊本⇔人吉) 普通列車(八代・新八代で乗り継ぎ)
※運行ルート・各駅時刻・所要時間・運賃等詳細については、JR九州HPにてご確認下さい。

【人吉・球磨地域での交通手段】
くま川鉄道
・レンタカー(駅レンタカー/トヨタレンタリース
・レンタサイクル(楽チャリ/くま川鉄道/ブルートレインたらぎ


※文中に記載のある価格は、平成26年4月1日以降変更になっている場合があります。

熊本県人吉・球磨地方へ行ってきました!
このあたりの地域は初上陸♪
これまで、九州自動車道で人吉I.Cを通過することは幾度となくありましたので、正式には”初”ではないのですが、観光を目的に降り立ったのは初めてということで。。。

まずは、宿泊施設からご紹介。
ずっと以前から利用してみたかった『ブルートレインたらぎ』。
東京⇔熊本間で活躍していた『寝台特急はやぶさ』の列車を改装し、設置されている簡易宿泊所です。場所は球磨郡多良木町多良木駅のすぐ近くで、くま川鉄道の線路と平行するかたちで設置されています。
※地図上の(C)に該当
今回は、九州産交が運行する高速バス「ひとよし号」を利用して行きましたので、所要時間は多少掛かりましたが、熊本交通センターから直通で宿泊施設まで到着することができました。
(このバスの終点多良木は、多良木駅前のすぐ横です)

熊本を夕方17:41発(土日祝運行時間)の便でしたので、到着した時は午後8時をまわっておりすでに真っ暗。地図上ではすぐということは確認していましたが、なんせ初めての土地。
バスを降りながら戸惑っていると、親切にも女性運転士さんが宿泊場所の方角を教えてくれました。教えられたとおりの方向へ線路を渡って歩いていくと、すぐ左手の暗闇のなかに美しく浮かび上がる青い車体を発見。
目にしたときは「やっと来れた~」と長年の思いが叶ってかなりテンションが上がってしまいました(*^_^*)※下の写真は翌朝の早朝に撮影したものです。

zenkei

利用した感想は、その長年の期待を裏切らないもののでしたので、施設の詳細を簡単にですがご紹介させていただきますね♪
※施設の写真掲載・ブログへの記載についてはブルートレインたらぎスタッフ様確認済みです。

簡易宿泊施設ブルートレインたらぎ
〒868-0501
【住所】熊本県球磨郡多良木町多良木1534-2
【電話番号】0966-42-1120
【利用料金】大人1名 3000円 子供1名2000円 ※団体割引あり。
※平成26年4月1日以降は価格改定の可能性があるとのこと。
【入浴】施設から歩いてすぐ近くに温泉センターがあります。入浴料は宿泊料金に含まれています。
【食事】各自。施設の近くにコンビニとスーパー(ゆめマート・22時まで営業)あり。
朝食に関しては事前(チェックイン時でもOK)の申し込みでお弁当を準備していただくことが可能。
※その他詳細につきましては、宿泊施設までお問い合わせかHPにてご確認ください。

ブルートレインたらぎ施設概要
ikkai こちらは私が利用させていただいた個室の下段タイプ。入り口の形状からするとかなり狭いのでは・・・と入る前には少し不安になりましたが、実際は結構(というかかなり)広い☆
ブルートレインで使用されていた寝台をそのまま利用してあるとのことで、活躍していた当時の雰囲気を丸々味わうことができました(^_^)
天井も意外と高く、枕やシーツ・毛布も清潔で快適に睡眠をとることができました。
nikai 上段タイプも撮影させてもらいました。
こちらは、入り口のドアより数段階段を登ったところに寝台が設置してあります。ちょっと屋根裏の隠れ家的な雰囲気が素敵でした(*^_^*)
窓は列車の形状に合わせて少しカーブしていて、一段高いところから外の景色を眺めることが可能。
下の段の部屋と組み合わさるように交互に設置されていますので、上の段に宿泊の際には少し物音に注意が必要です。
rouka こちらは、個室のある3両目の廊下。2両目の食堂へとつながっています。向かって左手に個室への入り口が並んでいます。
向かって右側の窓の外には、すぐ横に走るくま川鉄道の線路が。
すれ違う現役列車の姿や音が、実際に寝台列車で旅行をしているような感覚を思い起こさせてくれます。この廊下の雰囲気だけでも、旅行のときに味わうあのなんとも言えない満足感と感傷的な感覚を体験することができました。
shokudou こちらは2号車の食堂に設置してあるテーブル。(4台設置)座席には寝台のシートが使用されています。宿泊者同士での共用スペースで夜11時まで飲食可能。テレビや給水器・ポットなども常備してあります。
この車両にはフロントもありますので、スタッフの方がいろいろと気配りをして下さいます。情報交換や旅行者同士の交流もこの施設ならでわの醍醐味です。※部屋での飲食はできませんので、ここのスペースでの食事となります。

翌朝は7:32分発のくま川鉄道で人吉市まで向かいましたので、こちらのブルートレインに滞在した時間は短いものでしたが、寝台列車の雰囲気を再び味わうことができて大満足。
(寝台特急は以前一度利用したことがあります)
一般的な宿泊施設では味わうことのできない宿泊者同士の交流やゆずりあいも、旅情を盛り上げてくれる要因となりました。
周辺には温泉やスーパー・駅などの施設が近隣に集まっていて、公共交通機関で訪れても全く不便を感じずに済んだことも、大満足の大きな理由。
移動や食事の心配の必要ない、便利で快適な宿泊施設でしたよ(^_^)
※宿泊に関しては、ブルートレインたらぎのHPなどでよくご確認のうえの利用をおすすめします。

さて、こちらのブルートレインたらぎを徒歩で出発して1,2分、これまたすぐ近くの多良木駅から人吉温泉駅(JR人吉駅)へ向けてくま川鉄道に乗車。

途中、あさぎり駅あたりから人吉温泉駅すぐ手前くらいまで、かなり濃い霧が発生していました。
地名の『あさぎり』はもちろんこの現象からきたものだとか。
周りの風景が確認できないのは少し残念でしたが、これもまた一つの名物。

少し線路からは離れていましたが時間が過ぎたら霧が晴れていましたので、発生していなければこういう風景だろうなというポイントから写真を撮影しました。

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のどかで美しい田園の風景が広がります。
このくま川鉄道が走る人吉地域は高い山々に囲まれた標高の高い盆地ですので、車両のどちら側からもこのような風景を眺めることができるはずです。

ちなみに、このくま川鉄道では、美しい田園の風景を眺めながら列車自体も楽しむことができる『田園シンフォニー』という車両を、今年(平成26年)3月15日から運行されています。
こちらの列車のデザインは、かの有名な九州1周豪華観光列車『ななつ星』も手がけられた水戸岡鋭治さん。

みどり鮮やかな田園風景のなかを、かわいらしい色とデザインで走る3両編成の観光列車です。
今回は残念ながらこの田園シンフォニーに乗車することはできませんでしたが、事前に予約が取れれば宿泊したブルートレインたらぎのある多良木駅からも乗車することができます。

田園シンフォニー公式サイト
田園シンフォニー運行カレンダー

※その他の県内を走る水戸岡鋭治さんデザインの観光列車
☆SL人吉(熊本駅~人吉駅)
☆特急あそボーイ(熊本駅~宮地駅)
☆特急A列車で行こう(熊本駅~三角駅)
☆九州新幹線つばめ(鹿児島駅~博多駅)
★熊本市電(平成26年10月運行予定)他

くま川鉄道人吉温泉駅で列車を降りた後は、レンタカーを借りてうろうろしましたのでその施設や観光名所をご紹介。

人吉見所食べ処
国宝青井阿蘇神社

国宝青井阿蘇神社

人吉温泉駅から歩いて10分くらいのところにありました。開拓の神様が祀られています。楼門と拝殿のかやぶき屋根が重厚感あり。鳥居の赤とのコントラストが美しい。拝願料無料。
人吉城址の石垣と桜

人吉城址の石垣と桜

敷地内の桜は3分咲きくらいでした。※平成26年3月23日時点。お花見をしている方もちらほら。城址への入場料は無料。西側には相良靖国神社や歴史館があります。
人吉城址からの眺め

人吉城址からの眺め

盆地の真ん中を流れる球磨川を挟んで、温泉旅館や市街地が広がっています。
吹き上がってくる風がなんとも心地よく、いつまでも眺めていたいような風景。地形もよくわかります。
二の丸の森林

二の丸の森林

本丸のすぐ下、二の丸まであがると杉の大木が林立していました。眺望もさらによくなり、木々の間を吹き渡る風が一層気持ち良い。パワースポット的な雰囲気。
旬菜庵月のあかり

旬菜庵月のあかり

地元の方に教えていただきランチをしました。千円以下でメインメニューに小鉢がいくつもついたお膳をを提供。(平成26年3月時点)落ち着いた雰囲気でおいしい料理をいただくことができました。
田園シンフォニー遠景

田園シンフォニー遠景

人吉温泉駅(JR人吉駅)に停車中の田園シンフォニー。赤い車両が秋・ブラウンの車両が冬をイメージ。
※撮影・掲載についてはくま川鉄道さんに確認済みです。

ここまで、宿泊地や観光地などご紹介して参りましたので、最後に購入した現地のお土産(自分の)について記載して終わりにしたいと思います。

koufuku

上の写真の向かって左、超人気者のあのご当地キャラクターが抱えているのは、くま川鉄道『おかどめ幸福駅』の切符です。駅名に『幸福』とつくのは全国でもこちらの駅だけとのことで、記念にケース(紙)付きのものを購入しました。
※購入する場所で価格が異なります。写真のものは、人吉クラフトーパークnの物産館にて¥400で購入。日付指定などもできるようですので、価格なども含めた詳細はくま川鉄道までお問い合わせorホームページにてご確認ください。

写真向かって右に写っているのが、人吉地方の木製郷土玩具『きじ馬』のストラップ(¥360)。
言い伝えによると、壇ノ浦の戦いに敗れて逃げのびてきた平家が五家荘などに移り住み、製作をはじめたとのことです。平家の落人が過ぎし栄華を思いながら、近隣の木材を利用して幼児のためにと感情をを込めて作成していた情景が目に浮かぶようです。

このきじ馬、行くところ行くところに飾ってあったり実際に乗れるようにしてあったりで、人吉を離れるころにはすっかり愛着が湧いてしまいました(*^_^*)
馬と名前が付けられていますが、そのときどきでバッタに見えたり魚に見えたり。。。

このストラップ、実際に車の部分が回転するんですよ♪
こんな小さなものでも、伝統の技法をきちんと受け継いで製作されているんですね(#^.^#)

apiosu

そしてこちらが、錦町物産館で購入したその名も『アピオス』。
初めて目にする野菜で、試食がおいしかったので購入しました。
マメ科の作物で、日本名は『ほど芋』というそうです。※イモ科という分類はないとのこと。
インディアンがスタミナ源にしていたというほど栄養が豊富で、カルシウムはじゃがいもの30倍・鉄分は4倍・食物繊維はさつまいもの3倍も含まれているとのこと。

試食の感想は「サツマイモのように甘いじゃがいも」という感じでした。
まだ調理はしていませんが、販売されていた方のアドバイスに従って塩ゆでで食べてみたいと思っています。

帰りは人吉駅(くま川鉄道の人吉温泉駅)からは熊本駅までJRの鈍行を乗り継ぎで利用しましたが、八代平野へと流れ下る碧い球磨川を眺めながら、ゆったりとした気分に浸ることができました。(新八代駅で乗り換えで合計¥1770!)

このように、今回の旅では、人吉・球磨地方へは工夫次第で公共交通機関でも比較的安くて便利に旅をすることができるとわかりました。滞在は移動も含めて大体24時間くらいでしたが、足早ながらもなかなか満喫できたように感じます。
ですので、あまり時間のない方や学生さん・車を運転しない年配の方々などでも十分楽しめると思いますよ☆

表題でも記載していますように、人吉・球磨地方は列車と川と田園が印象的な地域でした。
もちろん、特産の木工品や観光資源である温泉が良いということは言うまでもありません。
次回訪れる機会がありましたら、もう少しゆっくりと奥深くまで探索してみたいと考えております。

みなさんも、ぜひ旅行の際には人吉・球磨地域を行先の候補に加えてみてくださいね(^_^)

なび特派員熊本
平成26年3月25日記


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