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2014/05/27

亀田総合病院 – 鴨川 – ずば抜けた病院

  • 名称:亀田総合病院(鴨川)
  • 住所:〒296-8602 千葉県鴨川市東町929
  • URL:http://www.kameda.com/about/general_hospital/
  • なび千葉:http://navichiba.com/04-7092-2211/
  • 紹介許可:患者さんが映らなければ条件は無いとの言葉をいただいた。公共施設内での撮影を尋ねた公務員方々よりも遥かに素晴らしい対応だった事も紹介しておく。国は税金取るしか能が無いのか?!と言いたくなる位、民間は頑張っている。
  • この記事は木更津救急医療体験の続きの記事です。
亀田総合病院
救急受診:04-7092-2211
救急について既存診療に支障がある場合は条件があるようなので聞いてからご判断ください。費用についても同様です
代表:04-7092-2211
亀田クリニック
外来予約:04-7099-1111
歯科センター:04-7099-1118
人間ドック受付:04-7099-1115
亀田リハビリテーション病院
代表:04-7093-1400

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追加記事 救急医療 2014-05-27

2014-05-26(月)妻が夜22時頃、お腹が痛いと唸りだした。嘔吐と腹痛。食あたりかもしれない。
で、妻はいきなり『亀田』と言い出しこのページの救急の電話番号で亀田に電話をした。
『どの位で来れますか?』
との質問に
『木更津からなので1時間ちょっとでしょうか。』
『ちょっとお待ちいただくかもしれませんがそれで宜しければお越しください』
という事で雨の中、房総スカイラインを安全に飛ばし亀田総合に向かった。50分位で着いた。
救急は病院の入り口と違い鴨川駅よりにある。
駐車場のゲートをくぐり中に入った。車いすが有ったので大雨の中、車いすを用意し妻を載せ、受付に行った。
救急病棟の入り口には車いすが8台位有った。

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亀田の救急も忙しい。この日も夜11:00頃、多分最大で家族の方々を含め十数人いただろうか。
まずは トリアージルームというところで簡易的な質問を受けるようで妻は比較的すぐ呼ばれた。ここで患者の様態を見て緊急性があるかどうかの判断をするようだ。
亀田総合病院は何か全てが手慣れた感じがある。ある意味システマティックになっているので機械的と受け取る人も居るかもしれないが、患者が主体であくまで医療がサブの感じ。ここで始まり次はここというように流れの乗る感じ。救急は2014-05-26の時点で先ず5400円は掛かるとの事だった。

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妻は内待合室に呼ばれ、レントゲンを撮り、CTを撮り、尿検査、血液検査と検査をひと通りし、チェックをしてもらいこの日は腸の薬をもらい午前1:30頃診察が終わった。一応大事には至らないようだったが再検査はしたほうが良いとの事。

待合所にはテレビも有る。中待合所も実はかなり広く医者の数も多い感じだ。

多分、木更津の当番医や夜間診療とかだとここまでの検査は出来なくて結局、翌日どこかの病院に行くように再度手配という事になった筈だ。

それを思うとやはり設備の整った病院は安心感がある。
やはり緊急性のある症状の場合は鴨川まで行く事が逆に早い解決に近いと思った。

なび特派員千葉

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
13階で眺めを見ながら休憩も食事も出来る。13階のレストランの食事のレベルがこれ又高い。美味しい料理を食べに亀田総合病院に行くという事も可能。
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病院内に タリーズコーヒー
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この記事は木更津救急での経験に基づき、亀田総合病院に辿り着いた事としてあくまで、なび特派員の個人的見解として紹介。

今まで東京、さいたま市で57年間生きてきた中で、この病院以上の経験をした事は無い。病人にとっても家族にとっても一つの病院としての理想の形では無いかと思う。鴨川までの距離は問題としてあるかもしれない。また差額ベッド代等他の病院の救急の入院の状況が分からないのでそこは自己責任で判断して欲しい。しかし、もし通えるならばこの病院に勝る所を今の所知らない。24時間家族は面接に行ける。今回の入院場所はK棟という個室のオーシャンビューだった。ソファーベッドもあるので一人は寝ることが出来る。シャワーとトイレもバリアフリーで室内にあるので気兼ねなくいつでも身体も綺麗にできる。階下に寝る場所もあるので家族はいつでも患者と居る事が出来るらしい。女性向けのフロアが有る。壁には絵や、小物が置かれ、休憩所でも海を一望出来る。入院に対する冷たさが無い。クリスマスに近かったのでなんとK棟の一階で職員の方々のオーケストラやギターやダンスのコンサートまでやっていた。病院でコンサート???。まさにビックリの連続。それもこれも病院らしからぬ病院だ。患者も付き添いの人々もバイオリンやチェロや歌やダンスに見入っていた。こんな病院は初めてだ。

もし日本が先進国と言うならば、この位の医療を標準してしてから先進国と言って欲しい。
まともな救急システムも作れない国が自らを先進国という事などおこがましい。

医療というサービスを感じる

身内の突然の手術にどうせ一週間程度入院するなら少しでも快適な方が良いと思い噂で聞いた事がある亀田総合病院の診察と入院を決断した。外観の建物だけでは分からないきめ細かな亀田病院の特色は多分書ききれない。

  1. 千葉県鴨川という場所と最新鋭病院
    木更津から約1時間。君津インターから50分程度 そのドライブの時間を近いと考えるか遠いと考えるか。
  2. 電話予約
  3. 立体駐車場は3時以降は同日300円。海沿いの駐車場は全日300円で乗合バスで病院まで運転
  4. 病院らしからぬ設備
  5. タリーズコーヒー できたてパン 24時間ローソン 花屋さん 展望高レベルレストラン デリショップ 展望飲食場
  6. 付き添いの時間制限が無い
  7. 現金、クレジットカード、デビッドカード決済
  8. 診察が終わった後薬局。番号で薬ができているかどうか一目瞭然
  9. 入院にあたってコンシェルジュの人が居て、こちらの要望を言うと何をどうするかを答えてくれる。

基本的にはホテル的という感じかもしれない。
過度に患者の家族に対し立ち入らない。ただサービスはしっかりと行うという感じだろうか。
ソファーベッド
ここには付き添いが寝られる。ソファーベッドは横に引っ張る。
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病院の立地  半島が見える。手前では冬でもサーフィンをやっている若者たちがいる。毎日が違う景色。違う海の色。
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亀田病院の婦人科の医師の説明が最も論理的で丁寧だった。先ず医師が二人居た事が驚きだった。
担当医と別の女医先生が話し合っていた。その説明と決断に一番同意出来た。勿論全ての医師を知っている訳では無いが何よりも説明が他院よりも遥かに丁寧だった。そのメディカルな要素が一番だった事を言っておく。

設備とサービスはその次の驚きだった。ここの病院は24時間いつでも見舞いが可能。
身内には退院まで二枚カードを発行してもらえる。病室は差額ベッド代が1日1万2000円程だったか。
オーシャンビューの個室で、そこは女性しかいないフロアだった。この入院は県民共済保険が役立つ筈だ。

医師の説明と手術経緯

卵巣のう腫の原因は分かっていないという事。但し、卵巣嚢腫自体は種別が色々とある。
卵巣が腫れる事により卵巣がパタンと回転する。問題はその回転により毛細血管から血流が行かなくなり、卵巣が壊死する可能性がある。
今回の痛みはその卵巣が回転した時に起きた痛みと推察出来る。

逆に痛みが出ている時は卵巣が生きている証拠。
卵巣が壊死すると卵巣を全摘する必要が有り、そうなると片方の卵巣だけが機能するようになるので子供が産めないことは無いが機能は低下せざるを得ない。ただ卵巣が壊死しているかどうかは開けてみないと分からない。

今回のキーワードは 開けてみないとわからない。

まず、座薬の痛み止めを1日3回飲んでいたという事で痛みの状態を医師は推察。
最高の痛みが10とすると、初めて医者に行った時はどの位でしたか?
ではその夜はどの位でしたか?
と質問していく。

問題は、卵巣が何回回転しているかが大事で、一回転か、二回転か、三回転か、それによって血流がどの程度阻害されているかが問題になる。
で、手術は開腹手術も腹腔鏡手術もあるけど、出来れば開腹の方が良いと思う。判断の問題は、卵巣を残せるか、残せないかに有る。そこで迷っている。

その嚢腫は残せるものなのか残せないものなのかと質問

いや大きさを考えると残すのは適切では無い。嚢腫が小さい場合だと様子を見る事もあるが大きくなるとやはり取った方が良いでしょう。本来は検査をしてから、手術を決断するのが良いのだが、今回は痛みが出てから5日経っている事。
また、痛みが大分引いてきている事を思うとサインとしては壊死している可能性も高い。
なので検査をした方が絶対に良いのだけれども時間の経過を考えると早く手術をした方が良いのだけれど。。。

そこで私も悩んでいる。と先生は正直に言ってくれた。

その時、その女医先生が、『やろうか』 と。
やっぱり『やろう』と。時間の経過と状況でその先生は早めに手術をした方が卵巣を残せる可能性が高いと決断したようだ。
それからの先生の指示は早かった。

ではまず入院の手続きからと矢継ぎ早に職員に指示をし、私達は血液検査や手術の前準備の検査に行くように言われる。本人を車いすに乗せ尿検査、血液検査へと向かう。

先生の決断は午後5:30を過ぎていた。
外来病棟の診察は終わり喧騒の無くなった病院を動く。大きな番号の部屋に行く指示を受け、ひと通り検査が終わった。
その後、K棟の病室を紹介され病室に入る。

主治医が来て、手術の具体的な説明を受ける。この時の医師は、私達を腰掛けさせ、サブの医師は立って主治医は片膝で床の上で説明をしだした。
帝王切開の手術が一件入っているので時間は大体午後9時頃から始める予定です。はじめは麻酔をしますが全身麻酔の予定です。まず開腹手術は横にメスを入れます。それで状況を見ながらどの程度回転しているかを見て、卵巣が残せる場合は卵巣を残します。。。。。。。もし、卵巣が壊死しているようであれば全摘します。ただそれは状況を見て判断していきます。。。。。。

その間、主治医は床の上で片膝のまま説明を続けた。亀田病院は医療をサービスとして徹底していると思った時だった。

当初、救急で運ばれた病院の医師からは具体的な説明は無く膀胱が腫れているという診断だった。
結局、産婦人科に辿り着いた時には卵巣のう腫という病名は分かったのだが、その医師も手術の必要性は言っていた。ただ亀田総合病院の医師のように何回転するかとか、卵巣の壊死や、卵巣を残す残さないの説明は無かったし、緊急の手術の判断も無かった。。。

本人は落ち着いていたが、その段階で私達の出来る事は医師を信用しお任せする事しか出来ない。
特に外科的な手術は頭の良さと手先が器用で無ければならない。外科医の仕事は私のような愚人では勤まらない。医師に感謝せねばならない。結局、腹痛を感じた初期の段階で亀田の救急に電話をしていればもっと早い処置が出来たと思う根拠が医師の説明の中に散りばめられていた。

それは設備と医師の体制に他ならない。一人の医師が3人の救急を見なければならない状況や、自分の診察科目以外の症状の患者も診なければならない状況、設備も不十分。それらの医師は寝ずに24時間仕事をしている。そんな状況を日本政府は創り出している。それもまた気の毒な話だからだ。多分、日本全国、東京も含めて同じだろう。

鴨川まで約1時間。富津まで40分。木更津に居て、救急で鴨川という頭が無かった。ただ何か普通と違うというような身体的緊急の場合、一時間掛けて鴨川まで来た方が良かったと後悔した。情報が無いという事はそういう事だ。自分の知識の中でしか判断出来ない。亀田救急、高度医療というような事を知っていれば行動が違った。皆さんに参考になるかどうかは分からないが、『なび特派員』の記事を書くのは、これを見た人がなんらかの形で記憶に留め何か有った時に助かって欲しいからだ。勿論、私達の最後は運に左右される。全てがうまくいく保証などどこにも無い。ただ最善を尽くし天命を待つ。その一つとして役立つと思うからだ。お店も会社も病院も全てそのものを創りあげようと思った人が居るから有る。私達が生きているのは全てその意志の結実の中なのだ。この病院も経営陣の意志の結実で有り、利用者はその創りあげた製品やサービスを授受する。そう思う人が居なければこの病院も無く、苦しむ人が大量に生まれる。

私は無いものを創りあげる意志を持った人々をもっと大事にするべきだと考える。
困難に立ち向かい人々の為に苦難に立ち向かう人々こそ地域を世界を良くしていくエンジンなのだ。

情報化時代、マスコミでは無い、実際に経験した人の話が重要になる。医療は大変な仕事だ。良いことも悪いことも含めその状況の中で各自が最善を選択出来、天命を待つ。それが生きるという事だと信じるからだ。

病室で少し落ち着いてから手術は午後9:00

私達は2階に降り、手術の待合室で待った。
誰も居ない待合室だったが病院的な暗さが無くて良かった。
そう。病院らしくない事で気持ちが救われた。

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手術が終わり、医師が術後の説明をすぐにしてくれた。
切り取った患部を見せてくれ、状況を説明してくれた。『結局、卵巣は一回転半していました。ただ嚢腫は全体では無く卵巣は残せました。』という事でホッとした。
ただ麻酔は結局全身麻酔にせず本人の意識も有ったので部分麻酔にしたので手術の状況を本人も覚えているでしょう。
という事だった。

一応、当初術前に説明してくれた通りに手術をしてくれた。
病室に入る前にひと通りの説明を受け、病室に戻った。

麻酔からまだ冷めていないであろう本人の顔を見るとホッとしたと同時に頑張ったね。。。。。と心の中で呟いた。
大事にならずに良かったと。神に密かに祈った。有難うございました。
医師の方々に感謝、この病院に感謝。生かされているという事に意味が有る。それは『あなたはもっと人の役に立つ役目があるんだよ』と言われているのと同じなのだ。

術後、看護婦さんがもう明日から動けますと突然。
え???動けるんですか? と私。
最近の医療は割りとすぐに動かすようだ。その日は突然の入院だったので看護婦さんによろしく伝え帰宅。翌日身内が用意をして2日程病院に泊まる事にした。

病室からの景色

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ベッドには液晶のテレビもついているのと、ベッドも電動リクライニングなので寝起きは楽だ。一応、ネットにも接続は出来るようだが閲覧制限はあるよう。5階のこの病室はソフトバンクのデータ通信の電波の入りはいまいちだったが、展望室の電波は大丈夫だった。
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病室に入るにはICカードが必要になる。
通常発行のICカードは1日単位で病室入口で入れなくなるが入院患者の場合一家族に2枚までカードを発行してくれるようで、そのカードがあると24時間病室への出入りが可能になる。

私が感心したのはこの病院のデザインだ。
ICUの周りに病室が配置されている。ケアチームステーションは逆L字型の頂点に配置されている。
人の動線を考えたレイアウトになっている事だった。
それはこの病院の歴史的な重みを感じたからだ。普通病院も増築増築で行く。亀田もそのようだが、きちんと動線を考えたレイアウトは素晴らしいと思う。まさに医療を知り尽くした人々が設計したデザインだと感心したのだ。
左下にはファミリーダイニングもあるので家族食事も出来る。

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亀田の廊下 多分色彩心理も考えてあるであろう。パステルカラーの色使いが実は人にやさしい。
ウェブ関連の仕事ををしていると色彩が人に及ぼす影響も考えたりする。
絵画が至る所に有り、小物のレイアウトがある。美術的でも有り、メルヘンチックでもある。そんな空間の病院だ。

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K棟1階で職員の方々によるクリスマスコンサート
なんとその後ヒップホップのダンスコンサートまで有った!!多分、このような病院はここしか無いので無かろうか。。。。。その普通じゃない事に挑戦する経営陣が何より素晴らしい!!この病院で勇気を貰った。

普通じゃない事に挑戦する事が日本社会においてどれだけ大変か。
保守的な地盤の中でこれだけ革新的な事をやる事が素晴らしい事なのだ。と本当に感心した。ここまでの形にするまでに血の滲むような苦労が有った事が推察出来る。この病院はかなり高度にシステム化されている仕組みが素晴らしい。だからマスコミにも取り上げられるのだろう。ただ悪いがマスコミにこんな記事は書けない。こんな駄文であっても実際に体験した記事をネットに残す事こそ意味がある。垂れ流しの情報は価値は無くなるのだ。

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ただ働いている方々にとっては地方に住む負担があるかもしれない。
ある人は初めて来た時はあまりに田舎でびっくりしたと言っていた位だ。
海が好きな人は良いかもしれないが都会生活が必要な人には退屈かもしれない。まあ都会の多様性には敵わないが、多様性の必要の無い人々に都会は不要だ。

食事は美味しいものもあるが値段はそこそこする。
ここの13階のレストランはバリエーションは結構あるし、食材も質も高いが日替わりプレートで1300円なので東京よりもある意味高い。
人口減社会という事はそういう事だ。客が少なくなれば単価を上げないとやっていけない。
房総は住環境は安いが、食環境は決して安くない。そのかわり無茶苦茶新鮮で美味いという付加価値がある。

P1150921

続く

なび特派員千葉
新城


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